12/16(水)マスクの下(新木)

2020年12月16日

こんにちは、新木です。

公演が終わり1ヶ月ほど経ちました。

あっという間です。

青テントが新宿中央公園から

跡形もなく消えていったように

あっという間です。


最近は大学生として卒業論文を書いています。

公演期間中は

落ち着いて本を読むということをしなかったので

かなり難航しております。


弱音を吐いても仕方ないので、

劇団員シリーズの

公演中自分だけが見たであろう面白いこと

について書きます。


今回の公演における稽古や作業は、

コロナウイルス対策で

終始マスクを着けて過ごしていました。

私はちろさんとのダブルキャストということもあり

私が初めてマスクをとって臨んだのは

本番2日目のことでした。


自分の声や表情がダイレクトに

伝わっていくことには

やはり驚きましたが、

それよりも他の人たちの顔面から

溢れ出すエネルギーに驚きました。


マスク一枚の影響力は

思っているよりも大きい。

このシーンでこの人は

こんなに面白い顔をしていたのかと

自分の想像力もまだまだだな、と

思いました。

挙げれば切りがないのですが

竹林さんの葬列中の泣き顔、

麻子さんの情けない顔、

たまらなかったです。


舞台上やオペ席から目にした

顔全体を使った表情を

私は何故か勉強中に思い出して

ゾクゾクゾクゾクしています。


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