6/12(日)半年経ちました

2022年6月13日
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1月から始めたワークショップ、約半年が経ちました。
「吸血姫」「下谷万年町物語」「青頭巾」の三つを取り上げました。
青頭巾以外は実際にやった作品ではないので、台本を読んで、映像も見て
時には劇団の誰かに話を聞いたり。

けれど、やったことのある「青頭巾」も台本を読んでると
読み飛ばしている部分がたくさんあってびっくりしました。

読み合わせの時間はかなりあったし、内容もみんなで理解してスタートしますが
いざ、立ち稽古が始まると自分がやる場面に偏ってきてしまう。
だから人の稽古を見ていても、だんだん慣れてきて喋っている雰囲気だけ、音だけ聞いてたんだな、と気づかされる。
登場人物であるカラスを丸山正吾さんがやっていて、せりふの音だけ耳に残っていましたが
今回台本を読み返すと、あーだから丸山さんはここを強調してたのか、と今更発見したり。

「下谷万年町物語」は、台本を読んでから映像を見たんですが、
思っている以上にみんなが動く。それがかなり新鮮でした。
台本を読んでいる時に想定していた動きよりももっと激しかった。
サフラン病棟で洋ちゃんという人と舞台の特訓をしていた話を主人公のお瓢さんがする場面は特にそうでした。
散々それまでのせりふも動き回っていたのですが、「それが縁の下からも顔を出し、お瓢、寝てちゃだめだ、とあたしの足の裏をくすぐるぐらいに。」
の最後のせりふで、両足をバタバタと交互にあげて走り回っているお瓢さん(というか椎野さん)
ここでまだ走れるのか!とびっくりしました。

想像以上の瞬間をみると、あーかっこいい。と思ってしまう。
なにを見て自分はそう思うのか、を言葉にする作業をワークショップでしているような感じもあります。
雰囲気や勢いだけではなく、せりふや歌が伝わる方法を参加者の方と探っているところです。

なんだかワークショップのレポートの続きのようになってしまいましたが、
半年たったので、少し振り返ってみました!!



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