6/4(土)劇中歌WSレポート

2022年6月 5日
6月も「青頭巾」をやります。
では、さっそくいってみましょう。

前回はカラスが黒いトンビ服を脱ぎ捨て、
キメキメの白いスーツで「ナルシスの唄」を歌いました。
なぜ彼はこんな格好をしてきたのかというと
結婚式に潜入するため。

その結婚式とは、杉作の兄の婚約者であった女が
新たに商社の男性「カバヤマ」とあげるもの。

そこへカラスは、「ザクロ石」のありかを探るため
杉作の兄の事件や、商社のことを下調べしてやってきたのです。
カラスは会社の不当な取引を指摘します。
そしてカラスは杉作の兄が事件を起こしてからというもの、
こういった商社の実態を知って絶望したがために
自殺してしまったのではないか!
ということを拡大器に例えながら、チクチク攻撃。

もう冷や汗の止まらない牧村。
とそこへやっと準備の整った花嫁がやってくる。

ベールに顔を包んで、しおらしく「ポショポショ」としか言わない花嫁。
カラスの通訳によるとどうやら、「なくし物をしてしまった」らしい。
失くしものを探すべく商社の者たちに持ち物を出させると、
花嫁はあるものを指して「ポショ!」それ!(←カラスの通訳)と、
そのあるものを受け取ります。
それは、あのトランクの鍵!

うっかり鍵を取られてしまった牧村。
どうもあやしい、、とベールを被ったまま去ろうとする花嫁を引き止める。
とそこへ、口をガムテープで止められ
ドレスをひっぱがされた女が駆け込んでくる。
こっちが本物の花嫁ではないか!
では、このポショポショとしか言わない女は一体だれだろう。
と、皆が視線を向ける。

鍵を手にしたその花嫁は、怖いもの無し。
みんなが注目する中、見得を切り、
「姓はオイチョ、 名はカブ」と自己紹介までして
潔くベールを脱いじゃうのだ。あー!!オイチョカブ!!!

オイチョ.JPG

そこでこの歌。
♪ある日宿屋に 盲が泊まり
盲の手引きで 旅に出た
背中に弟 片手に盲
それでも この世は 楽しいぜ
オイチョ オイチョ オイチョ オイチョカブ



このシーンでは実際に
鍵を見せびらかしながら歌うと、この「楽しいぜ」
の理由がつけられます。ニヤリと歌う原動力にもなります。
その歌と余裕に圧倒され、ボーっとしていた商社たちは
急いでオイチョカブを追います。


と今日はここまで!
やっぱり詐欺だった青頭巾の女。
このあと杉作と対面します。
ではまた!!


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