8/8(日)明日で千秋楽!!(佐々木あかり)

2021年8月 9日
8月4日から始まった公演が明日で千秋楽を迎えます。

木村ひさし 総合演出
中野敦之 演出
佐々木あかり 出演
『シーボルト父子伝〜蒼い目のサムライ〜』

私は初演から関わっていて、
明治初期のだんご屋の女将をやっています。
途中で妊娠もして、子どもも生まれるという役柄で、
そんなに出番は多くはないのですが、
登場するたびに状況が変わっていくので、
なかなか大変でした。

それ以上に、勉強になりつつも大変なのが衣裳係で、
私は初演から志願して衣裳のスタッフワークをやってきました。
その大きな理由は、衣裳全体のコーディネートを、
神波憲人さんが担当されているからです。

神波さんは、とんねるずのお二人のスタッフの皆さんで
組まれていたアーティスト集団「野猿」で有名な方なのですが、
やはり一線の皆さんを相手取ってきた衣裳家として、
超一流の方だと思いました。

時代考証もそうですし、デザインや質感に関わること、
役者の個性の活かし方、キャラクターの差を生み出すだめの
細部の工夫など、そのお仕事に触れられて本当にありがたかった
と感じています。

ご存知のように、唐ゼミ☆でスタッフプロパーは
中野さんと齋藤さんだけです。
他の劇団員は、舞台に出てせりふを言いつつ、裏方もこなします。
劇団では衣裳の中心は麻子さんですが、私もここで得たものを、
次の『唐版 風の又三郎』に持って帰りたいです。

なんとかここまで走り抜けてきました。
ご覧いただいた方はありがとうございます。

このために集まって一月半の間、
稽古と本番をご一緒してきた皆さんとのお別れも迫っています。

役者としては、明日のお昼の回が最後、その後にスタッフワークもして、
今回の公演をまっとうしたいです。張り切ってまいります!

シーボルト父子伝(表).jpg




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