8/6(木)初めて一幕を通す

↑『ビルマの竪琴』の主人公であり、今は日本商社員となった
「水島」を宇野雷蔵くんが演じています。「水島」が一幕の
カギであることが、いよいよハッキリしてきました。


今日は通し稽古、16:00に集合。
稽古場に集まる人数が初めて20人を超えました。

私たちがお世話になっている急な坂スタジオは、ありがたいことに
イスをたくさん借りられるので、さらに台車一台分をお借りして、
ズラリと並べながら稽古しました。

とはいえ、ここにいるべきはずのキャストのうち、
3人はそれぞれの事情で別の場所で公演やプロジェクトを抱えて
闘っているので、その代役稽古をするところから、今日は始めました。

そうすることでウォーミングアップになると思ったし、
実際に、2時間近く抜き稽古をして、みんなが温まってきました。

18:15から通し稽古。一幕ぜんたいで58分間。
途中、つっかえるところもありましたがプロンプでフォローして、
良い時間でした。目まぐるしく通して、修正作業を、と思いましたが、
これだけ集合している今日はかなり貴重な日です。

それに、全体で1時間切ることがわかったので、もう一度、
果敢に通すことにしました。修正は口頭で伝えるのみで10分以内。

もう一度通したら、やはり、より良い一幕となりました。
それには、一度目の通しを通じて、自分たちが何をしているのか
理解できたことが大きい。

一幕は顔見せ的な要素が強く、次から次へと人物が登場して、
かなり強いキャラクターを見せつけます。また、今回、集まって
くれたみんな自体がかなり強力で、目先が変わって個がグイグイ立つ
という意味で、登場人物を増幅する威力を持っています。
彼らが波状攻撃して、おもしろい。

その上で、では、ドラマの骨格がどこにあるかというと、
一本筋を通すことがかなり難しい作品であることが、
2回の通し稽古を通じて浮き彫りになりました。
とても大きな収穫です。

興奮したり、さらなる謎に触発されたりしながら、
今日は帰りました。長い一日だったと振り返りながら、
明日から始まる二幕の稽古の準備をしつつ、
一幕をどう育てていくか、これから考えつづけることになります。

謎多き『ベンガルの虎』の入り口に立った。そう実感します。