9/26(土)最後のお休み
今日はみんなでお休みです。
公演前、最後のお休みです。
明日に集まって資材一式を荷造りし、明後日にトラックに乗せたら、
火曜日からは沢渡中央公園に乗り込みます。現地に入ってしまったら、
もうノンストップで働き、働きして公演に突撃します。
ですから、今日は貴重な休みだったのです。
人によっては。
医者に行ったかも知れません。
髪を切りに行ったかも知れません。
買い物をしたかも。あるいは、掃除や洗濯をしたかも知れません。
洗濯をする人のために、晴れていて欲しかったけれど、
どうも天気はままならず、けれども、気温快適という状態は、
この先も維持されそうです。
台風の動向も気になりますが、あまり気にしても仕方ないので、
今日は、先日に買っておいた短編小説を少し読んで、気持ちがスッキリしました。
リアム・オフラハティ。アイルランドの作家です。
アイルランドと言えば、2022年に英国で過ごしながら、
行きたくとも、どうしても行けなかったのがアイルランドでした。
唯一のやり残しです。何とかならなかったのか、という後悔が今もあります。
私には他にも、県民ホールの主催公演があり、
これが現代音楽に関わるもので、3人の新進作曲家が何らかAIを
使って創作した新曲を立て続けに初演するという欲張りプログラムでした。
それから東京に行って、22:30頃に帰宅し、先日にいただいた
コンビーフを食べながらこれを書いています。
コンビーフ。『吸血姫』のせりふを思い出します。
そうだ。年が明けたら、『吸血姫』を対面で読むWSをしようかな、
と、前回に『下谷万年町物語』を一緒に読んだ皆様と話していたのを
思い出しました。『吸血姫』いいな。今年に出たちくま文庫にも収録されて
いるし・・・
という具合に、少し『ベンガルの虎』から離れて過ごした休みの日。
すると、自然と『ベンガルの虎』の登場人物たちが浮かんできます。
この台本は勧善懲悪でなく、みんながみんな、「南洋」にたくされた
「どこか」を目指しています。目指して、バタバタと死に、主人公の
「銀次」だけは何とか「死中に活」を見出すことができるかも知れない!
と予感させる話です。
悪人がいないから、対立構造のスッキリした『唐版 風の又三郎』より
カオスに感じます。でもそれでいいじゃないか、とも思います。
書いた時の唐さんは、前も悪もなく、ひたすらに南洋に惹かれた。
その一心で書き、その一心が登場する全員に授けられた。
そういう感じがします。
そういうことをしみじみ思えるのも、今日が休みだから。
明日からまた、『ベンガルの虎』一色に染まります。

