5/14(木)Ancient Greek Poetry

Ancinet Greek Poetry というCDを手に入れました。
折に触れて、聴いています。
椎野もそうですし、先日に掃除を手伝ってくれた米澤くんも、
「古代ギリシャの詩を原語で聴いてみないか?」
と切り出すと、興味を持ってくれます。
が、聴いてみると、
アイスキュロスも、
ソフォクレスも、
エウリピデスも、
アリストファネスも、
まったく同じにしか聴こえん。
これは、読み手の男性(おそらくギリシャの名優)にも責任が
あるように思います。
時折、知っている固有名詞を拾う程度ですが、
いっしょに聴いてくれる相手を変えて、感想を述べながら
聴くとなかなかおもしろい逸品です。
そういえば、以前にある老舗語学系出版社の社長さんとお話しする
機会がありました。世界各国の、しかも古代語なども網羅している
その会社の仕事は、私たちの日常の尺度をはるかに超えているのだそうです。
例えば、ある学者先生にひとつの言語の辞書づくりを依頼した場合、
依頼から納品まで30年かかることもザラなのだそうです。
現在の社長さんは3代目で、時折、あなたのお父さんに頼まれた、
と言って納品に現れる方がやってくることがあるのだそうです。
すると、先代の社長さんが約束したことを信じて出版する。
そういう信頼関係と粘り強さによって10万円近くする辞書が生まれ、
古代の外国人と現在の日本人研究者を結びつけてくれているという
わけです。こういうネタが、私は大好きです。


