6/5(土)『8月の本』より『雨のふくらはぎ』

昨日は江戸川橋に行く用事があって、その後に長電話を二件しました。
電話が欲しい、とふたりの人に言われていたので、イヤホンマイクを
つないで、せっかくなら、と池袋まで歩くことにしました。
3kmくらいなので、ちょうど良かったのです。
紅テントのいない鬼子母神様の横も通りました。
電話を終えたところで、ちょうどジュンク堂があり、寄ることにしました。
で、最近、国書刊行会が出したアンソロジー「12か月の本」シリーズの
なかの『8月の本』に、唐さんの『雨のふくらはぎ』が収録されているのを
発見でしました。このシリーズは高価だけれど、唐さんが入っている以上、購入。
帰りの湘南新宿ライナーで読み通すことができました。
『雨のふくらはぎ』は保険会社のセールスマンが主人公です。
「ヨッチャン」と呼ばれているので、明らかに唐さん本人がモデルです。
本名・義英ですから。
この話は、「ヨッチャン」がある女に付きまとわれ、女の恋人の身代わりを
されられるという仕立てになっています。「思い出のスタントマン」、
「恋と人生のスタントマン」という表現も出てくる。
この部分は、『続ジョン・シルバー』二幕とそっくり照応しています。
昨日から『ジョン・シルバー』にも向き合いはじめた自分にとって、
うれしい発見でした。
唐さんの好きな、太宰治さんの『トカトントン』も一緒に入っています。
きっとよろこんでいる感じがします。


