第13回公演 『ガラスの少尉』

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第13回公演 
『ガラスの少尉』
 
【公演日程/場所】
2008年
 9月 山形:山形県川西町フレンドリープラザ駐車場
10月 川崎:川崎市市民ミュージアム内広場
    京都:四条河原町 元立誠小学校グラウンド
12月 横浜:BankART Studio NYK


(全14ステージ)



【あらすじ】
ガラス工場に勤務する、何の変哲もない少女ミノミ
彼女は旅行へ向かう飛行機の中で、シャンプー会社のCMガイに声をかけられる。
言われるがままに振り向いた時から、その男につきまとわれることになる。
街角に、音楽喫茶に、工場の入口に・・・。
そしてその奇妙な尾行劇は、一発の銃弾によって導かれ、男の過去へと至ってしまう。

そこは戦時中のバリ島。男は少尉として戦場に赴いていた。
男の撃った銃弾に倒れたひとりの少女。
少尉の擦るガラスが熱帯び、リンゴの匂いが立ち込める時、
少女はマレーの少女「ガランス」として蘇る。

少女の唄が響きわたる時、毒蛇が日本兵に襲いかかり、子ども狩りの死体袋が立ち上がる。

そして少尉はガラスと化し、少女の鮮血により赤く染まっていく。

世界が崩れていく景色の中、上空のジェット機は墜落していくのであった・・・。




【キャスト/スタッフ】 
作・監修=唐十郎  
演出=中野敦之 

ミノミ/ガランス=椎野裕美子
インタビュア/少尉=杉山雄樹
主任=土岐泰章
上司/隊長=安達俊信
ウェイトレス/室中伍長=禿恵
女工/兵士=関緑
カメラマン/菊田=水野香苗
女工/兵士=佐藤千尋
      植村まき子 
      松野寛子
      小松百合
      村上俊哉
      高次琴乃
      渡辺のり子
      相原郁美 
兵士=佐々木隆雄
   奥山心
   伊吹卓光
   清末浩平
   波多野淳紘
ボーイ/現地民=重村大介


舞台監督/安達俊信 
美術/関緑
照明/斉藤亮介
劇中歌/安保由夫 サトウユウスケ 
チラシ作成/k.徳鎮
HP作成/五十嵐靖也 安達俊信
音楽演奏=キミジマリュウタロウ ササキサオリ(Unit:パコダからの手紙)