第2回公演 『腰巻お仙 〜義理人情いろはにほへと編』
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『腰巻お仙 〜義理人情いろはにほへと編』
2001年
12月 横浜国立大学内サークル棟 大練習場
(全2ステージ)
【あらすじ】
床屋が一件。そこに母を探して旅している青年、忠太郎(ちゅうたろう)が雇われる。
忠太郎は床屋の娘のかおるちゃんに惚れられ、ドクター袋小路(ふくろこうじ)に決闘を仕組まれたりしている。
そんなある日、忠太郎はドクター袋小路の仲介で同じように母を求めて旅している美少年に会う。
美少年と話しているうちに自分の求めている母が美少年の探す母と同一人物のように思われてくる。
ある日忠太郎はドクター袋小路の病院で母が入院していると聞かされやってくる。
そこに美少年も現れ、母は間もなく息絶る。しかしそれは石膏の人形。
忠太郎は、堕胎児を連れて旅から帰宅したかおるに自分の母ではないかとせまる。
美少年は、「君の母はどこにもいない」「自分の顔は堕胎児の怨みを映す鏡だ」と言った途端、
ドクター袋小路は青大将に姿を戻し、美少年はヒャラリヒャラリコと笛吹く腰巻お仙へと姿をかえるのだった。
【キャスト/スタッフ】
作・監修=唐十郎
演出=唐十郎、中野敦之
忠太郎=岩元慎弥
ドクター袋小路=中野敦之
床屋=石井永ニ
禿の客=高橋祐輔
かおる=林田史子
吉田伊都子
新約お春=上田恭平
ガキ五ヶ月=新堀航
ガキ他=小松重之
代田愛実
太田憲夫
橋本幸紀
看護婦=宮里保代
美少年・お仙=禿恵
椎野裕美子
作曲=サトウユウスケ
宣伝=禿恵、吉田裕介