5/27(水)初の生”耳の三木”

今日は早朝から箱根に向かいました。
神奈川県の仕事で伺ったわけですが、ここで思わぬ収穫が。
彫刻の森美術館を初めて訪ねたところ、あの三木富雄さんの作品に
初めて生で触れることができたのです。
唐組のチラシからも明らかなように、
唐さんと合田佐和子さんの交流は多年に及び、
合田さんの旦那様であった三木さんとも、自ずと交流があったようです。
三木さん自体は1978年に41歳の若さで急逝したとはいえ、
私は、「耳」が重要な役割を果たす『唐版 風の又三郎』には、
三木さんの作品からのインスパイアがあったであろうと想像しています。
これがオリジナルの本物か!
箱根の森美術館の行き届いた管理によって、三つの耳が輝いていました。
『唐版 風の又三郎』において、ヒロイン「エリカ」が亡き恋人に
再会するための冥府くだりは、もう一人の主人公である青年「織部」の
傷ついた耳のなかに入っていくという、唐さんらしい突飛な発想で
展開します。
が、三木さんのまじまじ耳を眺めていると、なるほど、
地獄めぐりができそうな感じがする。ふいに訪れた今日の大きな収穫です。


