4/27(月)『下谷万年町物語』二幕リーディングWS 4日目(最終日)

昨日は、2週にわたって週末に行ったリーディングWSの
最終日でした。最終日はいつも、通して読むのが目標です。

まず、3日目までに収まらなかった二幕ラストの5ページを
読み解きました。「キティ瓢田」がヒロポン中毒だったと
知れ、軽喜座の「座長」はじめメンバーたちが合同公演を
躊躇する場面です。

「お瓢」は軽喜座員たちが持つ鏡に囲まれ、自分の姿に
向き合わされて悲嘆に暮れます。それを、取り囲まれた
鏡を抜けて「文ちゃん」が「お瓢」を救おうとします。

「お瓢」の手に注射器を足した六本指と、
もともと六本指だった「文ちゃん」の手が鏡合わせに
重なり、「お瓢」がからくも救われる。
というシーンで二幕が終わります。

このシーンは、言わんとしていることを汲み取りながら
舞台上のアクションを想像することが必要です。
土台、難しい。そのために1時間ほどかけて説明しました。

休憩して、通し稽古。
たくさんの劇中歌を通して、沈んでいた「お瓢」が復活する
二幕一場。軽喜座との合同公演がまとまるも、ヒロポン中毒
だった「お瓢」の過去が暴かれ、行き詰まる二場。
長いので1時間以上かかりましたが、読み通しました。

皆さん、劇中歌も何とか歌いこなし、スピードと声の大きさが
以前の本読みより各段に向上しています。

そして、修正。
『下谷万年町物語』はそんなに物語が深刻でなく、どこか
大勢の観客のための喜劇風です。特に「キティ瓢田」は
演技的にライトに、明るく演じると本来の魅力が活きます。

皆さんが真面目すぎて劇の進行が重くなるところを指摘して
コミカルな側面を打ち出してもらいました。

今回はこれまでに比べて参加の方が少なかった分、
一人一人の分量が多く、みっちり絞って個人技の機会を
多く持って頂きました。練習量が多かった分、通し読みの完成度も
高かった。こちらも手応えがありました。

次回は、7/4(土)5(日)11(土)の3日間で三幕を
読み切ります。