9/10(木)うたわれなかった唄も

ハンディラボで作業をしながら、合い間に劇中歌をうたってもらっています。
公演のときにうたうボリュームを想定しながら声を出してもらい、
高さの調整をするためです。
往々にして、普段の声で少し高いと思うキーがはまります。
低いと歌詞が通りにくい、かといって、あまり高くて出なければ本末転倒だし、
役者が負担や不安を感じないようにする必要もあります。
そうこうするうちに、劇中歌が揃いました。
この『ベンガルの虎』の劇中歌はたいへん多い。
比較的、有名なのはCDにも収録されてきた『雑巾の唄』や『朝顔市の唄』、
いずれも安保由夫さん作曲です。
が、初演のときにカットされてしまった唄がいくらかあり、
今回はそれらをすべてうたい切ろうと希望して、編曲をお願いしている
サトウユウスケさんに作曲も依頼しました。
結果、皆うたいます。
あ、この人は唄がないな、と思って谷洋介さんと話していたら、
「ボクはお経があります」と言っていました。
確かに、ビルマ語のお経をリードしているのは谷さんで、
あれも節がついているので、唄といえば唄です。
歌詞を丸呑みにうたってもらっています。
メインの唄はもちろん、戯れ唄の歌詞と節のおもしろさを味わってもらいたい。
そう思って劇をつくっています。サトウユウスケさんの手腕を借りて、
作業の合い間のセッションにも力が入ります。
ご期待ください。


