第11回公演 『ジョン・シルバー(続)』
2007年3月16日
【あらすじ】
ここは海辺の喫茶店「ヴェロニカ」。
シルバーを追って旅に出た小春(こはる)は、シルバーを見つけられないまま、この店のマダムに収まっていた。
昼は海岸を愛車のムスタングでぶっ飛ばし、夜は店のボーイにシルバーの扮装をさせ、気を紛らわす日々。
少女みのみは、「宝島」に向かった兄を待ちこがれながら、この喫茶店で働いていた。
ところが、彼女の給料は、母親の名を騙る女にだまし取られてしまう。
その女こそ、全国を巡り「当たり屋」家業を生業とする家族の母親だった。
そして母親は次の標的に小春のムスタングを選ぶ。
当たり屋一家の息子、俊(しゅん)は小春のムスタングに狙いを定め、飛び込むが、失敗。
本当に大怪我を追ってしまう。
店に松葉杖姿で現れた俊。そしてそれを「兄」として迎え入れる少女。
そして海賊姿でシルバーの唄を歌う商店主達。
店の外から海のざわめきが聞こえる時、彼らは新たなシルバーとして、小春として、そして海賊として、転生するのであった。
【キャスト/スタッフ】
作・監修=唐十郎
演出=中野敦之
ボーイ=新堀航
小春=椎野裕美子
緑のおばさん=小川尊
少女・みのみ=古川望
母親=禿恵
少年・俊ちゃん=佐藤千尋
父親=安達俊信
竹屋の中村=杉山雄樹
乾物屋の市=前田裕己
キセル屋=大隅健司
バックバンド=恥骨
照明=斉藤亮介
美術=関緑
作曲・編曲=サトウユウスケ
効果音=寺坂裕治
映像操作=土岐泰章 水野香苗
飼育係=堀内大助
チラシ作成=k.徳鎮
HP作成=五十嵐靖也 安達俊信