6/4(木)はじまりの『宝島』

『ジョン・シルバー』について喋って欲しい。
そういう依頼がきました。言うまでもなく唐さんの『ジョン・シルバー』です。
聞けば、話を聴きたいという皆さんは、これからおのおの作劇を
するのだそうです。そして、その作劇の際の条件が、何か原作をもとに
自分の劇を作ること、なのだそうです。
なるほど、そう言われてみると、『ジョン・シルバー』について
お話しするのは良いかも知れません。なぜなら、これは唐さんが、
スティーヴンソンの『宝島』という海洋冒険小説に入れこんで、
悪役「ジョン・シルバー」にインスパイアされて創作した劇だからです。
そういうわけで、久々に『宝島』を読みはじめました。
今回、選んだ翻訳は岩波文庫です。現在は絶版になっている阿部知二訳。
さすがに冒頭から読ませます。300ページ弱があっという間、
そういう予感があります。
これを読んだら、復員兵や、上野公園のクジラや、
浅草橋の辨天湯や、銭湯のタイル画などの資料も整理し、
コンパクトに読めるように台本の抜粋も行うつもりです。
いくつかのシーンを読めば『ジョン・シルバー』がわかる。
そういうレクチャーにしたい。
ところで、昨日のお母さんに引き続き、
唐さんが中学時代の終わりまでに読んだ小説が『宝島』一本きり
というのは、ほんとうに本当でしょうか。気になる。
さらに、ところで。
『ジョン・シルバー』を通じて唐さんの創作スタイルを参考にした結果、
皆さんの劇作はどうなってしまうのでしょうか。根本的に気になります。


