7/17(金)知里幸恵さんの筆致

↑展示は撮影できないですが、同じものがネット上に上がっていました。
厳密にいうと、これもレプリカなのだそうです。
札幌に行きました。
高校生の時に修学旅行で訪れて以来、人生2度目の北海道でした。
さまざまな施設を見て回りましたが、もっとも印象的だったのは、
北海道文学館で見た知里幸恵さんのノートです。
それは、『アイヌ神謡集』のもとになったノートで、
口頭伝承的に語られた音声をローマ字で表記したものと、
日本語で意味を伝える文章とが、見開きの左右に分かれて書かれていました。
驚いたのは、その筆致の美しさで、あんなに綺麗な綴り方を
自分は初めて見ました。その文字と、配置の端正さが、
19歳で亡くなった彼女の才媛ぶりを実感させました。
惜しい人を若くして亡くしたものだとつくづく思います。
そして、帰ったら本棚から岩波文庫を取り出して、
あんな風に丹精して遺されたアイヌの叙事詩を、
久々に味わってみるつもりです。


