8/3(月)『ベンガルの虎』本読みWS 第1回 その①

↑当時、唐さんはこの本をよく読んでいたようです。
「小日向白朗」→『少女都市(1969)』
「村岡伊平治」→『ベンガルの虎(1973)』
「梅原北明」→『海の牙 黒神海峡篇(1973)』
という具合に、紹介された10人の日本人から3名を取り上げて
3本も台本を書かれています。
昨晩はオンライン本読みの『ベンガルの虎』初回でした。
毎週日曜の夜に行ってきた一般のお客様向け本読みでは、
このところ1973年に生まれた作品に注目してきました。
『盲導犬』と、ラジオドラマ『ギヤマンのオルゴール』を
もとにして生まれた『ガラスの少尉』がそれです。
また、折に触れて劇中歌コンサート『四角いジャングル』
やお蔵入りになったテレビドラマ『追跡 汚れた天使』の話もして
きたのは、これらがすべて1973年ものであるからです。
『ベンガルの虎』を最大の作品として、この年の唐さんは
旺盛で多角的な活動を展開しました。そういった周辺事情も
押さえ、たのしみながら、秋の『ベンガルの虎』公演を
味わってもらえれば、そう思ってやってきました。
それで、いよいよここから全11回で『ベンガルの虎』を読み、
公演前に精通しきってもらおうという本読みが、昨日から
はじまったというわけです。
昨晩は初回なので、周辺資料について重点的に話をしました。
・『ビルマの竪琴』小説や映画
・映画『競輪上人行状記』
・インパール作戦および白骨街道
・東南アジアで活躍した女衒・村岡伊平治
というのが、その主眼です。
こうしたキーワードを知り、関連の作品を見聞きしておくと、
唐さんが何をもとにして『ベンガルの虎』を着想したのか、
よくわかります。ますは、そうした紹介を小一時間かけて
重点的に行いました。
他にも、一幕に出てくるはんこ屋「馬の骨父子紹介」に絡んで、
そもそも印鑑を売るというのがどんな商売か、を押さえることも
たいへん有効です。
まずは内容に入る前に、周辺知識の時間でした。
第1回は10ページほど内容にも入ったので、それはまた明日に
レポートします。

