『君の罠』第10回 10月25日(日)〜29日(木)

2015年10月30日 Posted in 26_君の罠
中野です。

空気が乾燥しています。

テントが建ち、突貫で舞台装置を作り上げ、組み上げる日々。
演技も、音響を加え、どんどん完成に近づいている。
しかし、足元にからみつく、風邪。

パイオニアは、ドガドガからの使者・丸山でした。

丸山→椎野→禿→鷲見、渡辺(ボブジャック・シアター)、米沢→熊野、津内口

という具合でこれまで伝播してきました。
ここで止まるのか?
それとも、全体を飲み込んでしまうのか?
もちろん休みたいわけですが、そうもいかない作業と稽古ペース。
だましだましの日々を耐えて生きています。

お互いをいたわり合う日々、なかなか美しい関係です。

かくいう自分自身も、椎野・禿から伝染されました。
嫌な感じがあったのでさっさと病院に駆け込み、薬をもらいました。
これが強力で、かなり改善に向かっているのですが、どちらかというと副作用がキツい。
ぼんやりして、気を抜くと、すぐに頭が霞みがかってくる。

みんなも明らかに同じ。
それを振り払いながら、稽古や作業をする日々。

25日(日)リハーサル用テント設営の日。敷地が広いのと、平らなので作業は思っても見ないくらいスムーズだった。夕方からは、新人の米沢に稽古をつける。夜、思い立って、物語の舞台である銀座〜月島をもう一度見に行く。
26日(月)一日中、舞台づくり。ステージの概形が見えてきた。
27日(火)昨日と同様、一日作業。工程は進み、メインの装置である噴水や公衆トイレが見えてきた。舞台は数寄屋橋公園ですから。気になるキャストを、部分稽古もする。
28日(水)朝から作業。夕方から稽古。音響とのキッカケ合わせや、数パターン登場曲をキャストと選ぶのがこの日の愉しみ。これはウキウキする稽古。ハマると皆、盛り上がる。
29日(木)今回の話はエピローグ付きの2幕物なのだが、そのエピローグ手前までを仕上げにかかる。あと、しばらく寝かしておいた幕間芝居も。


稽古も作業も、あとちょっと、あとちょっと、となり、皆の士気は高い。
風邪の流行で体はついてきていないところもあるが、断じて士気は高い。

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