8月16日(日) 東北巡業11日目
2015年8月17日 Posted in 25_特別野外公演_青頭巾
中野です。
本日も車の中、日の出とともに目覚めました。
昨日の日記を書いていると、オーナーの千葉さんが庭に出てきて、菜園の植物に水をやり始めました。
震災以降、ご夫妻はすべて手作業で家を片付け、補強し、さらにこの菜園を作られたのだそうです。
肥料は日和山から枯れ葉の混じった土を運んで何往復もする作業を、毎日繰り返されたのだそうです。
そうやって丹精された食べ物を、昨晩の歓迎会でいただきました。
ゴーヤ、かぼちゃ、きゅうり、トマト、スイカ。
どれも味が濃かった。
千葉さんの達成感が伝わってきました。
さて、8月16日(日)の報告。
皆で今日一日は宣伝活動に捧げる。
石巻でのお客さんが少ない。
仙台での集客もいまひとつ。
だから、二手に分かれて動きました。
主力部隊は午前中にお手紙付きのチラシをつくり、石巻の町をブロック分けして、午後から一軒一軒尋ねたり、ポスティングしました。
河北新報の石巻紙面にはすでに15日(土)に掲載してもらいましたが、コンビニで石巻日日新聞というのを発見したので、こちらのオフィスを椎野が尋ねたところ、お盆休みで不在でした。
明日、週が明けたところで、もう一度トライです。
朝8時過ぎから、別動の自分は、学生の小島と鷲見の3人で仙台に行きました。
そこで、仙台公演の受け入れをしてくれている東北大学の中村さんと合流し、彼のガイドで、いくつかのマスコミと大学、演劇関係者を尋ねて回ります。
読売新聞と毎日新聞、朝日新聞の東北支局。
仙台放送。
東北大学、東北学院大学、宮城教育大学。
演劇工房10-BOX、クォータースタジオ。
あとは、公園場所である西公園周辺への挨拶回り。
そうして仙台市内を車でウロウロしていたわけですが、道中とりわけ目についたのは、東口方面にある寺町に集う右翼の街宣車の数と音、それを阻む警察と機動隊のバリケード、時々起こる小競り合いの多いこと。
聞けば、仙台市内では日曜になるとこの活動が活発になるようですが、戦後70年のお盆週末の最終日とあって、かなり大規模に展開している。
渋滞を避けながらの仙台市内行脚。
18時半過ぎに仙台を辞し、20時前に石巻に戻りました。
20時から、お互いどう動いたかを報告し合いながら夕食。
翌17日(月)の予定を打ち合わせ、その後、21時間から銭湯に行く者は車で移動。
途中、公演の現場によって明日の仕込みを想定する打ち合わせも行う。
中には、親しくなった飲み屋に出かける者も。
学生たちの中には、この2日間の休みを利用して、横浜に残してきたレポートや学内手続きをしている子もいる。
明日からまたパフォーマーに戻らなければならないので、学業のケリをつけておかないと。
23時半頃から、寝るものは広間を抜けていく。
いよいよ明日から、石巻の公演会場、宿舎と川を挟んで対岸にある中瀬公園に入る。
天気予報は夕方から雨のようだが、実際にはどうなるか。
学生たちは宣伝活動を終えた空き時間を利用し、前座の新作ネタも作ったようだ。
これは明日披露してもらわないと。
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