6/24(水)唐ゼミとの出会い(ちろ)

2020年6月24日
こんにちは、ちろです。
梅雨はあまり好きではないうえに、コロナウィルスに怯えながらの社会復帰と
急激にストレスの多い生活に戻り、正直気が滅入っております・・・。

ふと気付けば、唐ゼミの皆さんと出会ってちょうど一年。
昨年の今頃、劇団員募集のチラシをみて、メールでコンタクトしたことが
今の私に繋がっています。

最初は劇団員になりたいとか、唐ゼミの舞台に出演したいとか、
そんなことより兎に角、どんな稽古をしているのかどーーーしても知りたかった。

昨年の1月に、『ジョン・シルバー』、『続ジョン・シルバー』を観劇したのが、
私にとっての初唐ゼミでした。
知人の東京乾電池の岡森君が出演するというので、観に行ったのです。
そしたら、これが何だか面白くてドキドキわくわくしてしまい、1本観て帰るつもりが
急遽2本観ることにしてしまったくらいです。

それからずっと、この人たちはどういう稽古をしているのだろうと
気になって気になって仕方なかったのです。

そして数か月後、劇団員募集のチラシを発見。
よ~く見ると一番下に「稽古見学なども随時受け付けます!」と書いてあるではありませんか!

boshu.jpg
↑一番下に・・・。見えるかなあ。


数週間迷った末にメールし、会ってお話しすることになりました。
1月の上演で情熱的なヒロイン小春を演じていた禿さんは、
実際にお会いするととても静かでさばさばした方でした。(笑)

何度か読み合わせを見学させてもらった後、代表の中野さんとお話しし、
『あれからのジョン・シルバー』に洗濯女として、参加させていただくことになったのです。
初めてのテント公演。本番もさることながら、それまでの準備の大変さ、
何より劇団員がまるで職人のように何でもこなすことに驚きました。
そして、職人から役者に変わらなければならない時、
この人たちはどうやって切り替えるのかあとドキドキしながら見ていました。

1月の『ジョン・シルバー』を観た時、この人たちの芝居はこんなに熱いのに、
何故押しつけがましくないんだろう?
と感じたのが、稽古をみたいと思った理由です。
まだその答えが完全に見えたわけではありません。
でも、何度も何度も本を読み、読み解き、
一つ一つの科白を伝えるべき相手にきちんと伝える。
決して一人にならない。
そういったものが表現されていたことに、私は心惹かれたのかもしれないなと
思っています。

現在、秋公演『唐版 風の又三郎』に向けて毎週オンラインで読み合わせ中
自分の出来なさ加減に毎回落ち込み、zoomを切った後、しばらくぼーっとしてしまいます。
昨年は初テントということもあり、気合と根性で乗り切った感があります。
今年1つ歳をとり、ちょっぴり心配もありますが、しっかり向き合っていこうと思います!








 


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