禿恵・稽古場レポート
2020年1月 7日 Posted in 客演情報
バトンリレーのようになっておりますが
昨日の熊野に続き、
本日は私、禿が外部出演の稽古場レポートをお届けします。
......これを読まれている方は当然ご存知かと思うのですが
念のため、トクと読みます。
年が明けて気づけばもう7日。
粥なんて食べる風情もなく
外部公演の『シンベリン』、稽古驀進中です。
何しろ久しぶりの他団体出演です。
新しい風を取り込んで、更新していきたいです。
この場を借りて少しご紹介させていただきますと
この『シンベリン』公演は、
昨年5月に劇団員の津内口が出演したカンパニーの方々が関係していて
共演者に「ジョン・シルバー三部作」にもご出演いただいた
今井勝法さん(盲の傷痍軍人シルバー、福助さん)、
今井さんの所属カンパニー座長の中山朋文さんが演出・出演。
同じく前回唐ゼミ出演の佐々木覚さん(よいよいのお父さん、せむしカメラマン)
佐々木さん所属劇団の代表・波田野淳紘さんが台本脚色。
横浜国大の後輩でもある若き獅子、真坂雅くんが役者兼プロデューサーです。
そのほかたくさんの猛者たち、そして勢いある若者たちが入り混じる座組。
私は、年齢的に上層部ちょっと下...くらいでしょうか。面白いです。
シェイクスピア作品といえば、
パッと10本くらいしか答えられないのですが、
実に40本近くの作品があるそうです。
(さいたま市民の方のほうが、よっぽどくわしいかもしれない。)
そのなかでもマニアックかつ
本当はシェイクスピア作品じゃないんじゃない?とまでの
疑念を向けられているのが、この問題作『シンベリン』です。
シンベリン王が娘の色恋に口をだし、
駆け落ち同然お城から抜け出してみたものの...
「あれ、この流れどこかで!」と突っ込み満載の設定もございますが、
みなさんご存知の有名な悲劇とは一線を画した展開を迎えます。
悲劇と喜劇が入り混じるハートウォーミング劇だとご紹介しておきましょう。
(...今、wikipediaを見たら「ロマンス劇」に分類されるそうです。)
私の役も突っ込みどころと愛嬌が満載です。
4役やります。(今現在。男役!)
1609年に思いを馳せつつ、変わらぬ人間模様を本番まで模索したいです。
お時間ございましたら
足をお運びいただけましたら幸いです。
〔稽古風景〕中山さんらの神奈川新町のアジトで稽古しております。
(大人勢 生野和人さん、今井さん、小林麻子さん、中山さん)
(20代前半の若者たちが色恋沙汰を担当。)
(唐ゼミ共演メンバー 今井さん、禿、佐々木さん)
以上、禿が稽古場よりお届けいたしましたーーー。
ーーーーーー
OKAMI the 15th 欣喜雀躍新春公演
Cymbeline -シンベリン-
作 =ウィリアム・シェイクスピア
脚色=波田野淳紘(劇団820製作所)
演出=中山朋文(theater 045 syndicate)
[日時] 1/18(土) ①19:00
1/19(日) ②13:00 ③18:00
[場所] スタジオ「HIKARI」
横浜市西区紅葉ケ丘9-1 神奈川県立青少年センター2階
最寄駅:JR・地下鉄桜木町駅 徒歩10分
[料金] 一般 3000円
U24 2500円 高校生以下 1000円
↓↓ご予約はこちら(禿予約扱い)
日曜夜がまだまだ余裕がございます!
残りはお早めに//
トラックバック (0)
- トラックバックURL:
コメントする
(コメントを表示する際、コメントの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。その時はしばらくお待ちください。)