2/20(火)『鐵假面』2幕を通した
2024年2月20日 Posted in 中野note
↑「どてら男」は顔の見えない役です。それだけだと勿体無いので、
雷蔵くんにはもう一役もお願いしました
雷蔵くんは、自分がロンドン研修前に桐朋学園に非常勤で教えに
行っていた時に教室にいた学生の一人でした。
あれは2020年秋から2021年初頭のことです。
かなりインパクトのある名前がまず印象に残りましたが、
あれから2年半が経ち、スズナリで行った『オオカミだ!』公演を
観に来てくれた彼はすっかり身体が出来上がって、
大人になっていました。
それで、今回の役をお願いしました。
少し高めの、印象的な大声で仮面やどてらを悠々と貫通する
せりふを聞かせてくれています。
一方で、この「どてら男」という役は要するにヒモなのですが、
なぜ女性がヒモとなる男を手放しきれないかという不思議について、
私たちは揃って、丸山正吾くんにさまざまなことを教わっています。
正吾くんは望月六郎監督の劇団ドガドガ+の座長であり、
監督の意を受け継いで人生の裏街道にもたくさんの知識を
持っています。そこで雷蔵くんと一緒に、ヒモのヒモタル所以を
教わっているわけです。
今日は思い切って、2幕を通しました。
体調不良者もいて、代役を何人か立てざるを得ませんでしたが、
それでも通しは通し。お互いに全体を把握する良い機会でした。
明日は、みんなの健康状態を見ながら、
さらに欲張って全幕いってみたいと思います。
疲れた時には、松本一歩くんが持つ筋膜リリースガンの世話に
なっています↓
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