3/6(水)今日は二幕で難航
2024年3月 6日 Posted in 中野note
今日は13:00に集合して1幕の通し稽古をし、
それから手直しをして2幕にかかりました。
原寸のセット上で2幕を最後まで稽古するのが目標でしたが、
残念ながら叶わず、役者たちの喉の負担、寒さなどを見て
20:00頃に解散としました。
昨日は上手くいったのに今日は手こずってばかりいる。
例えば、総出で仮面をかぶるシーンは、高低差のあるセットと
仮面ゆえの視野の狭さという条件下で、かなり時間がかかりました。
何度も動きを試し、徐々に徐々に空間を身体に入れる。
疲れた状態でも間違いの無いように、繰り返しがどうしても必要です。
だからどうしても時間がかかり、最後までいくことができなかった。
こうなると、いきおいネガティブになって、
稽古の進行、みんなの健康、現場入りした後の天候という
不安までもたげてきます。
それを振り払うように最後まで強引に押し通したくなる。
けれど、終盤のシーンは総出で出演していくので、
焦って皆に負荷をかけすぎれば、一人一人の喉が取り返しのつかない
状態になる危険性がある。自分はそれをまた恐れます。
この時点でとる一つ一つの決断は重みがあり、責任があり、
皆を良くしようと思って潰してしまう危険性との闘いです。
みんな、せりふと役柄と物語、空間を掴んできているので、
必ず無事に花開かせなければなりません。
これを書いている今、皆がよく眠っていてくれることを望みます。
お互いによく寝て、明日の午後に再度集まり、
落ち着いて残りの場面を捌き、二幕の通しを完成させることが
できたら上々です。
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