7/13(火)ワークショップレポート(佐々木)

2021年7月13日 Posted in 唐十郎戯曲を読む『ガラスの少尉』

みなさんこんにちは。

今週は『ガラスの少尉』2回目!


前回、場面転換は不思議だけれどついて来れないことはない!

と思われた方は多数いらっしゃったのではないでしょうか。

これからどんどんとラジオドラマが

芝居らしくなっていきますので、お楽しみに!


今回の始まりは男とミノミの悩ましげな会話。

身体中にガラスがついているから音がする、

と引っ込み思案で内向きな少女ミノミ。

唐さんの作品でガラスといえば

『少女都市からの呼び声』を思う方もいらっしゃると思いますが、

プロットが似ている作品です。


風防ガラスを割った少女

ガラスはあればあるほど財産になる

現地の少女

それを後ろから拳銃で打つと、ガラスが散って、そ

こへ彼女の血がザクザクに割れた沢山のガラスにかかる


そんな風に自分を見ていたのかと思い、

ミノミは男を夢から覚めさせようとする。

そうして男はここにいる目的が

歌謡界へ向かっていた事を思い出します!

この作品のやりにくいところは

突然ミノミにナレーションが入るところですが、

ポイントとしては少女にしかナレーションはありません。


来週はいよいよバリに突入!

『少女都市からの呼び声』も思い出してみてください!


PICT0111.JPG


トラックバックURL:

コメントする

(コメントを表示する際、コメントの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。その時はしばらくお待ちください。)