7/27(日)少女仮面稽古とそれを支える食事(椎野)

2025年7月27日 Posted in 劇団員note
少女仮面の稽古がはじまりました。
稽古場は「急な坂スタジオ」というその名の通り、急な坂の途中にある会場。
徒歩で来るメンバーなどは、夏ということもあり、スタジオに到着する前に、
激しめのウォーミングアップをこなしてから稽古に入るような感覚で、汗びっしょり。
そして熱い稽古へとなだれこみます。

スケジュールの関係で、
2チームの混成メンバーによる稽古は日々刺激的で、
はじめての老婆役は、まだまだつかめていないところもありますが、
貝と、主任ボーイチームと春日野、水道飲みの男の勢いに
圧倒される快感はたまらないところがあります。

そして、春日野八千代役の稽古の時には
完全に物語に引き込まれてしまい、老婆の気持ちで手に汗を握っていたら
2回も登場準備に遅れました。

こんなに面白いんだ!と毎回びっくりしています。
『少女仮面』いやはや、これからがとても楽しみです。

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話はかわり、個人的に、毎回夏や稽古期間中の食欲減退には悩まされていて、
稽古でうまくいかない時は、さらに追い込まれ食欲減退が加速するので
今年は、それに歯止めをかけるべく、食事仲間に米澤剛志くんを迎え、
手を抜かずに食べ抜く、ということを進めていました。

そんな食事修行の中で訪れた稽古休み。
決してクーラーをつけない父から、いつの日か必ず来ると思っていた電話が鳴りました。
「動けないし...病院に行きたいけれど、どうしたらいいのかわからない...」
「それは熱中症だから、いますぐ救急車を派遣するので待っててね」と消防署へコール。
その後、埼玉の深谷に向かえば、血液検査も心電図も「やや」熱中症ぐらいな感じで
特に異常ないので帰ってくださいと言われ、点滴だけ処方された父が、
病院の外のベンチでうなだれていました。(院内が寒かったようです)
見た目はこんなにヘロヘロで死にそうなのに、数値で返されてしまうんだなぁ、
と西洋医学の原理原則を突きつけられ、苦笑いしながら、父を近所のホテルに宿泊させました。

聞けば、毎日暑いので、キンキンに冷やしたマグカップに
氷を満々と満たし、冷え冷えのコーヒーをいれてがぶ飲みしていたそうです。
そのうち、胃腸が弱り、食欲が減退し、食べるには食べても栄養が吸収できず、
おそらくこの度、完璧な夏バテを引き起こし動けなくなったようです。
むしろ81歳までそんな夏を過ごしていて、よく生存できていたな...
と父のフィジカルの強さに羨ましさを感じました。
おかげさまで、他であたった病院で入院させてもらえることになり、
適切な環境の中で、回復することができそうです。

唐さんは、いつも胃腸への健康を気にしており、
ヨーグルトや、玉ねぎのすりおろしを食べていたと記憶しています。
体が資本の役者道。食事、頑張ります。

稽古はまだまだ始まったばかり。今週からは1・2場の通しから、
3場の立ち稽古へと進みます。
さあ!やるぞーーーー!

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↑地元の深谷はちょうどお祭りの日。
縁起のいい櫓があったので貝ちゃん達に写真を送りました。






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