2/21(土)公開稽古と行李集め
2026年2月21日 Posted in 中野note
↑今は兵士が通り過ぎています。彼らが去った後、残されて散らばる骨を
家族が拾いに行く体感を想像し、それをせりふにして伝えるわけです
暑さとか、じめじめ度とか、そういうことをせりふに乗せるわけです
いろいろとお話を伺ったり、『ベンガルの虎』の台本を間に置いて、
内容を汲み取ったり、それを実際に表現する方法について、
実際にやってみました。
ほんとうはあと3名、来られる予定だったんですが、季節がら体調不良者
続出で、でも、そのおかげで、普段、お二人がどんな風に過ごして、
演劇や唐さんに興味を持っているか、時間をとって伺うことができました。
それに、初めての人とは、台本について一気にたくさんの箇所を読んだり
せず、少ない部分をよく読んで、文字が本来表したがっている世界を
よく想像して、その想像した世界をどうしたら、お客さんにより良く渡せるのか
を考えます。
例えば、ひとつの劇中歌について、どんな景色を描いているか、
それぞれの歌詞にとっての主観は誰か、その主観を移り変わるために、
どんな風に息継ぎすれば良いのか、などと、延々と工夫することが
できました。
〽おまえは何というもの?
毒ダミの傘をひろげてあたしは聞く
陽はギラギラ 骨はカタコト
思い出す いつか行った白骨街道
するとカラスが舞って 骨はこう云う
「それがわかりさえしたらねえ」
白骨街道にかぶさる黒い傘の下で
兵隊は血染めの白鳥になった
白鳥は赤い肉をついばまれ こう叫びやがる
「今はなんでもないものなの」
なかなかぜいたくな時間でした。
3月末にも同じ機会があるので、またいろいろな方に会いたいものだと
希望しています。
と、こういうことをやっている同時間に、車を持って都内を巡り歩いた
椎野が、行李をふたつ手に入れてきてくれました。これはありがたい。
私たちは『ベンガルの虎』にあたり、行李が30個必要だと考えています。
現在、6個。コツコツと集めています。
『ベンガルの虎』について、大きく前進した1日でした。
夜に『ビニールの城』のオンライン本読みもしたのですが、それは
明後日にレポートします。
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