2/18(水)『ビニールの城』本読みWS 第2回 その②
2026年2月18日 Posted in 中野WS『ビニールの城』
↑和・洋・浅草、の混成による神谷バーのメニュー
一通りヒロイン「女」の顔見せが済むと、今度は「河合」とその「連れ」が登場
します。この二人はかなり風変わりで、要するに浅草芸人風の風体です。
何しろ、「連れ」の方はベッドごと入ってきて、しかも、そのベッドにL字の
金具で釣られて浮いている、という状態なのです。
「河合」は入っていくるや、矢継ぎ早に幾つものオーダーを「マスター」に
かけます。かなり、我がもの顔、と言って良い態度です。
「飲み物をつくれ」「電話をかけろ」「扉を閉めろ」という具合なのですが、
しかもそれらを同時にやれという傍若無人ぶりです。
面食らった「マスター」が突っぱねると、今度は「河合」自身が、三つの
アクションを同時にやってみせる、という芸当の持ち主でもあります。
「連れ」は「連れ」で、宙吊りにさせたまま飲み物を飲んだり、
ボソリとせりふを言うのがコミカルに描かれますが、彼らの、いかにも
浅草的なドタバタのなかで、ずっと電話の相手先が気になってくる。
やがて、その相手先こそが、「女」の旦那の「夕一」であると分かるのが
この第二章のクライマックスになっています。
ちなみに、この第二回の本読みでは、「電気ブラン」の値段が一杯いくら
だとか、神谷バーの会計システムが、話題になりました。
酒の飲めない私は疎遠ですが、参加の皆さんの方が実際の神谷バーに
行かれていて、意外と安い価格帯や、オーダーごとに会計するシステム
について教えてもらいました。
調べてみると、神谷バーは食べ物も豊富です。
洋食ベースではありますが、「煮込み」があったり、「豚たんナムル」など
和風おつまみメニューもあるところが土地柄を反映しています。
こう言う話になると、参加者の皆さんの方が先生化しておもしろくなります。
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