8/14(木)今日の大収穫
同期の桜組をテコ入れするために、一日かけて最初から最後まで
通しながら修正しました。ポイントで直すのでなく、
通しながら上手くいかない点をひとつひとつ改善するやり方です。
タイミングの悪いところ、役者が苦手としているところも止めては返し、
止めては返し、する。
時間はかかるけれど、工業製品のネジを最後に一気に締め上げるような
ブラッシュアップができました。これで勝負できる!
自信を回復しました。
また、物語全体が見えたなかで稽古すると、役柄が背負っている
根本的な設定や背景が、今更ながらハッキリと自分たちの前に現れ、
自覚されることで、その役柄にとってやってはいけないこと、
やるべきことの指針がクッキリ見えてきました。
初めて出演してもらっている佐藤拓之さん(「水道飲みの男」役)と
いっしょにそういう発見をしながらする稽古は面白く、
フォーカスがピタッとハマる痛快さを味わいました。
さらに、全体稽古前に、ニューウェーブ組の麻生金三さん(彼も初参加)
を朝一番で呼び出しました。上手くいっていなかった「甘粕大尉」役の
パートを稽古していると、「防空頭巾の女たち」の動きに
新たなアイディアが出て、大きな収穫を得ることができました。
昨日は不安でいっぱいでしたが、結果的に実り多い一日でした、
そして、明日に向けて、今は皆が無事に2本通せるだろうかと
ドキドキしています。
実に安定しない、浮き沈みの日々を、これで良いのだろうか、
これで良いのだろうか、と過ごしています。
そうだ。帰りに寄った銭湯のなかで、
「春日野八千代」と「ボーイ主任」の動きについて着想が湧き、
洗い場で浴槽を見ながらじっと考え込んだりもしました。
つい先程のことです。結果的に、もうひとつ工夫する点が思い浮かびました。
このところ背中も痛いし、今日の『少女仮面』を振り返るために、
できるだけ銭湯に行った方が良さそうです。
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