10/21(火)『木馬の鼻』本読みWS 第1回 その①
2025年10月21日 Posted in 中野WS『木馬の鼻』
『木馬の鼻』オンラインWSが始まりました。
いつも、このワークショップでは台本が書かれることになった背景から
話をします。必然、唐さんが横浜国立大学の教授になった経緯や、
高校時代の私が所属先である教育人間科学部マルチメディア文化課程を
目指すキッカケになった話から、本読みを始めました。
ことに、唐さんを大学に呼ぼうとした室井尚先生の存在は重要で、
実際に台本の中にも、それは色濃く反映されています。
いままで、さまざまな資料をもとに行ってきた説明が、今回は
ひたすら自分の個人史も絡めて話すのが変な感じもしましたが、
必ずや『木馬の鼻』の理解につながると考えてお話ししました。
幸いにして、現在はYouTube上に、
唐さんが1998年に出演したNHK BSの深夜番組
『20世紀演劇カーテンコール(司会:扇田昭彦さん)』が
アップされています。
この中で放送されたのは『ジャガーの眼』初演の抜粋版ですが、
その前段として扇田さんと唐さんが対談をしたところに、自分は
相当、影響されました。ネット検索を知らなかった当時の私にとって
唐さんが大学で教えていることを知ったのは、まさにここだったから
です。また、1997年10月に行われた初講義の様子も、
「KARA JURO YOKOHAMA」で検索すると伺うことができます。
さらに、樋口良澄さんが岩波書店にお勤めの時代に編集して下さった
『教室を路地に!』を読むと、そのあたりのことは室井先生によって
かなり詳しく描かれています。
Amazonで探すと、なぜか定価より高価な新品がいくつもあるようです
(3,200円くらい)。手にとって読んでもらえるとありがたいです。
↓『教室を路地に! 横浜国大vs紅テント2739日』(岩波書店)
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