1/8(日) ダンス??(齋藤)
2023年1月 9日
明日から池袋に劇場入り、今週末本番のこちらの公演に関わらせてもらっています。
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僕が携わっているから、ではなく、このゼミログを読んでくれるような希有な方、
唐さんの作品が好きな方にはこの雰囲気、作品が好きなのでは、と思い、
ちょっとこちらでご紹介です。
そもそもケダゴロはダンスカンパニーではあるのですが、
踊りの題材は、オウム真理教、連合赤軍、セウォル号の沈没事件、
さらには栗本慎一郎の著書『パンツを履いたサル』だったりと、題材がちょっと変わっています。
ダンス、というよりも演劇的で、でも演劇というよりもダンス。
そして今回の作品では「福田和子」がテーマです。
愛媛でホステスを殺害し、逃亡。
20年近く逃げ回り、事項直前に逮捕された、あの福田和子です。
逃亡中には金沢で和菓子屋の女将に落ち着き、
警察の接近に感づいて、法事の着物のまま、自転車で逃げ出し、悪女と呼ばれ、
でも刑務所でレイプされた過去があったために捕まるわけにいかないと逃げ続け
最後は時効直前に捕まった、あの福田和子です。
そんな福田和子を題材にしたダンス作品が今回の『ビコーズ・カズコーズ』です。
「逃亡生活」を「重力」に置き換え、必死になってカズコたちは鉄パイプにぶら下がります。
時に警察のように、時に重力を司る男たちがその女たちを追い詰めます。
でも、ポップな部分だったり、あー馬鹿だなぁと思わずにやけるシーンも多く、
見てもらいたいなあと思います。
めっちゃ頑張っている、ギリギリまで諦めない感じなんかも好みですが、
30過ぎの少し年下の劇団で、割と「劇団」としてビラ配りしたり皆で作業したりというところも、
少し応援したくなるのかもしれません。
詳細情報はこちらです!
あと、チケット、ちょっと苦戦しているみたいです。
よかったら覗きに来てもらえればと思います。
ちなみに、劇団員にもすごく勧めたいとおもっていますが、
ちょっと忙しくて伝えられていません。
でも、僕の愛する劇団員は、以心伝心なので、多分、みんな見に来てくれるつもりだと思います。
(嘘です、案内送ります)
(どこかで見たことあるような鉄骨、使っています)
齋藤
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