3/26(土)劇中歌WSレポート
さて、今回、二幕冒頭の劇中歌が
最終回でした!
せりふもしっかりとやりますが、
こちらの歌もしっかりと。
この歌、前半のこの印象的な二行
なんかすっぱい匂いがします
夜中に吐いたものかしら
この二行、歌としてしっかり歌い上げると
そのままスルーされてしまうのですが、
淡々と、何かの匂いを感じて
素直にその匂いを『夜中に吐いたやつかな、、』と、不思議に思いながら歌うと
お客さんが笑ったりします。
笑ってもらうことが目的にならなくていいのですが、
キティ瓢田の思考回路がそのまま歌になっていると面白く感じるのかなと思います。
というようなことも歌いながら実験してみたりしつつ、今日も、とあるシーンを取り上げました。
それは、キティ瓢田を連れて洋一が軽喜座に『娼夫の森』の合同公演を頼むところです。
キティ瓢田と、お春(をやっている奴)の会話をやりました。
お春は国際劇場に立つキティ瓢田を見ていたことがあり、その姿を絶賛する。
その褒め称える表現の可笑しさがどうやったら伝わるかを考えながらせりふを読んでみたり。
それに乗っかったり、乗っからなかったりする、お瓢さんのテンポの良さを考えてみる。
そしてまた、お瓢の独白が始まる。
たびたび、キティ瓢田は独白をするシーンがあります。
今回は、国際劇場の前のブロマイド屋が火事になり、憧れのスター達のブロマイドが燃えていく中、飛び込んでそれをどうにか守ろうとする場面を語ります。
ここでも、前回取り上げたせりふと似ているところがあります。
池の中でおたまじゃくしに笑われたのと同じく、今度はブロマイド達に言われるのです。
「ここから先にはいけない」
と。
あらゆる境地に立った時、お瓢さんにはいろんな声が聞こえる、その共通点にも注目しながらやっていきました。
次回は新しい曲をやります!
二幕終盤を読みつつ、掘り下げていきたいと思います!
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