3/5(金)チラシを思案する
2021年3月 6日
↑この面を、どうやって生まれ変わらせよう?
今日は禿と、チラシについての話し合いをしました。
そのチラシをどうしようか話し合い、アイディアを出し会ったのです。
一昨年末から昨年秋にかけて、
『唐版 風の又三郎』がずっと私たちのテーマでした。
唐さんの最高傑作といえば真っ先に名前が上がる台本です。
それだけ、多くの座組みが上演するのも観てきました。
唐作品専門の私たちが挑むのですから、半端なものはできない。
いつも上演していたマイナー作品とは違う震えが、
このチャレンジにはありました。
ところが、コロナです。
企画の初期段階から世の中がかなり不安定になりましたが、
どうあろうと稽古を続けて本番に到達しました。
自分としては、特に春先は出歩くこともできなかったので、
かえって落ち着いて久々に劇団と向き合えたとも実感しましたが、
それにしても客席は半分。
こりゃ、もっともっと多くの人に目撃して欲しかった。
それだけのものをオレたちはつくったんだ!というのがホンネです。
もう一編やりたいと公演中から思っていました。
ところが、今もまだコロナは収まらない。
大勢のお客さんに観てもらうことが絶対の目標ですが、これがままならない。
不安だけれど、でも、やれることをやろう。
そう思って、禿と前回のチラシを机に置いて、しげしげと眺めながら、
次はああしよう、こうしよう、と話し合いました。
劇団の情報ばっかりで、作品の情報が無いねえ。
オレたち、すごく熱を入れてチラシつくったけれど、
熱を入れすぎて、オレたちのことばっかりになっちゃったねえ。
つくってみて、『唐版 風の又三郎』はシンプルな話だとわかった。
だから多くの人に支持されてきたと感じたし、たくさんの人に
導入としても観てもらいたい。それを今度のチラシで表現したい。
そういう当たり前のことって、やっているとわからなくなるねえ。
などと、話し合いました。
そのようなわけで、特に内側のデザインを前回とはガラリと変えます。
禿は、「k.徳鎮」としてずっとチラシをつくってきました。
中国の高級陶磁器「景徳鎮(けいとくちん)」を文字った名前です。
禿(トク)の名前は恵(メグミ)と云いますが、
恵(ケイ)とも読むので、こう名付けた記憶があります。
響きがコミカルなところがトクらしく、唐さんも面白がっていました。
私も禿自身も、学生時代からずっと気に入っています。
トラックバック (0)
- トラックバックURL:
コメントする
(コメントを表示する際、コメントの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。その時はしばらくお待ちください。)