鐵假面、噴火間近!
2007年9月17日 Posted in 12_鐵假面
本番まで一週間を切りまして、本日は劇団唐ゼミ☆の本拠地である横浜国立大学のグラウンドに、稽古の為に設営した青テントの解体作業を行いました。
(作業の合間も、芝居の話題で盛り上がります)
我々が多分の劇団と違うところ。
それは役者自身が舞台のセットや小道具を作り、劇場となる特設テントを設営しているところがそのひとつでしょう。
そうすることによって、観客に披露する役者の「肉体」以外の要素(セット、小道具、劇場そのもの・・・)に
まで、役者はコントロールし、その「微」を知り尽くすことで、その効果を最大限に高めます。
勿論、それを専門として行っている方たちには、技術的には及ばないところもあるかもしれません。
しかし、小道具や美術はそれだけで、単なる「もの」として存在するものではありません。
芝居のファクターとしての小道具や美術は、それを作った当人が扱うことで、「その魅力を最大限に引き出させることが出来るもの」となるのです。
特に今回は、『鐵假面(てっかめん)』。小道具である「鐵假面」が、芝居の最も重要な要素になります。
今回のアンコール公演の為に、各役者陣が精魂こめた『新』「鐵假面」。
「假面」づくりに懸けた、鉄をも溶かすほどの「情熱」を、ぜひ青テントで感じて頂ければと思います。
(公演用の看板づくり。ひとりでも多くの方に、劇団唐ゼミ☆の「心意気」を伝えたい)
<D.Horiuchi>