劇団唐ゼミ☆第十四回公演『恋と蒲団』
2009年7月20日 Posted in 14_恋と蒲団
劇団唐ゼミ☆第十四回公演『恋と蒲団』に多数のご来場、誠にありがとうございました。
主催の日本建築学会関東支部は1万9千人ほどをの学会員を有しており、
その総本山といっていい建築会館の中庭に、青テントが翻りました。
JR田町駅、都営地下鉄三田駅に隣接した建物で、
平日は、通勤路としても多くの人が通り抜ける抜け道にもなっています。
今回、建築会館に青テントがただ翻っただけでなく、
中庭を押し入れに演出し、その押し入れの中に青テントが建つという、
外なのか内なのか全く分らない空間が生まれました。
しかし、青テントが、押し入れに押し込まれている空間ではなかったです。
青テントが押し入れをテントの一部として取り込み、押し入れが建築会館を浸食していました。
また、本番中、あまりに来場者が多かったため、
急遽、客席の両側のテント幕を跳ね上げて、両側が開いた状態での公演となりました。
そうなるとテント内だけが劇場空間というわけではなく、
テントからはみ出した部分も劇場へと変貌しす。
今回の公演では、境界を持たない劇場空間が創造されました。
(横の幕が上がった状態)
四月に行われたART IVENTS’ WEEK『恋と蒲団』とは
ひと味もふた味も違う公演となりました。
さ、この公演を終え、
いよいよ秋の超大作公演に向け、
始動です。
<Toshinobu Adachi>
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