10/4(月)浅草入り1日目〜搬入と劇場設営スタート

2021年10月 4日 Posted in 30_延長戦 唐版 風の又三郎
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今日から浅草での現場レポートをはじめます。
テント劇場設営〜公演本番〜解体まで、16日間の工程です。
どうぞお付き合いを。

1日目。
久々の浅草。快晴。日差し強く、暑すぎるほど。
昨日にありったけの荷物を積み込んだ4トントラック2台でやってきました。
まずは劇団員が9:00に集合し、花やしきの担当の方に挨拶をして
作業をスタートさせました。テントを設営するためのマーキングから。
ここまでは少人数の作業。

そうして露払いをしていると、
徐々に出演メンバーや助っ人たちが集まってきました。
元劇団員。元出演者。唐組の皆さん。大変に心強い援軍に支えられて、
本格的な積み下ろしが開始します。

花やしき裏の敷地は限られた区画なので、
車両を動かしながら、適切な位置に荷物を振り分けていきます。
今回は大所帯かつ感染予防対策的にいつもよりスペースが必要。

そこを慮ってくださった花やしきさんが、
私たちが立てる楽屋用テントとは別に、控え室を用意して下さいました。
ここを借りるのは、実に『下谷万年町物語(09)』以来のこと。

午前中のうちに荷下ろしを終え。
昼には空になったトラック2台が帰っていく。
そこから鉄骨を組み合わせて、棟上げ直前までことを運び、昼食。
皆で暑い暑い言いながら、日陰を探し、距離をとり、黙って食べる。

午後になり、さらに強さを増す日差しの中で鉄骨を組み合わせ、
劇場の核となる骨組みが出来上がりました。
今回の新規メンバーはいずれも飲み込みがよく、
気働きにも優れていて、快調に作業が進んでいく。

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青い天幕が躯体を覆い始める頃に日没が始まり、
舞台側の拡張を終えて、18時半、今日は早めに切り上げました。

そよそよと夕方の風が吹いて気持ちが良く、
充実した作業を終えた皆に立ち去り難そうな雰囲気もありましたが、
徐々に過酷さを増す明日以降に備え、帰途につくよう促しました。

今日は私(中野)がテント番。
私たちは7年ぶりに、この花やしきに帰ってきました。

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