3/14(木)大通り公園1日目〜テントを建てる
2024年3月14日 Posted in 31_鐵假面
ハンディラボに停めた4tトラックを齋藤・津内口とピックアップに行き、
それから関内駅を目指す。重いマニュアル車を運転するのは
なかなか骨が折れるので、齋藤に簡単な道を薦める。
現場に着くと、座組のメンバーに加えて助っ人の皆さんが
待っていてくれる。心強く作業を始める。
今回の公演は横浜市のバックアップを得て行なっているので、
作業スペースが潤沢で、作業効率が良い。
片付けながら劇場を組み立てる必要がないので、とても捗る。
現場を仕切る齋藤にはメンバーの中にテント設営経験のある者が減り、
また久しぶりの設営であることにも大いに気を揉んでいて
心労をかけたけれど、夕方になってみれば思いのほか
早く進んだと皆で満足そうなので安心した。
自分はもっぱら、車両を返却したり、
また新たなものを借りたりと、何度もレンタカーのある
浜川崎と関内を行き来して現場が円滑にいくように後方支援。
2月末から3月初頭にかけて行なった挨拶回りで知り合った
近隣の方たちへの挨拶回りも行なった。
日暮れどき、客席からステージ方向を眺めると西陽が強くて
これじゃ芝居を観せるどころじゃないとヤキモキしたけれど、
ちょうど開演時間3分前に、太陽はビルの陰に隠れてくれた。
今日からテント番の日々。
行き帰りの時間も必要なく、一人で過ごす夜は長く、
この公園は都会である割に静かだ。寝袋が強力なせいか今のところ
寒さに耐えられないというほどではない。
何もかも2年半ぶり。
テントも機材も寝袋も、浅草で公演して以来、
自分がロンドンに行っている間にも変わらずにいてくれたのだと
実感しています。当たり前だけれど、やはり当たり前でなく、
やっと帰ってきたのだ、いよいよやるのだと思う。
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