10月13日(日) 産經新聞に掲載されました。
2013年10月14日 Posted in SP 唐版 滝の白糸
10月13日(日)の産經新聞に記事が掲載されました。
『唐版 滝の白糸』が注目を集めています。
紅(くれない)のワンピース。
蜷川さんの上演した『盲導犬』の銀杏さん(宮沢りえさん)も
同じ形をした深紅のワンピースを着ていました。
同じ形の紅の衣装に身を包んだ大空祐飛さんが舞台を翔る。
それはまるで紅テントのスソがひらりひらりと風に翻っているようです。
さて、愛弟子唐ゼミ☆はと申しますと
『唐版 滝の白糸』へ込める熱い思いが
1日1日と形になってきている、まさにその渦中です。
大久保鷹さんは、いつも言います。
「いま、誰と関わり合っているのか」
だから、稽古前2時間くらいはひたすら禿と西村としゃべります。
作品についてだけじゃなくて、今の鷹さんのすべてのことを。
昨日食べた夕飯から、昔パレスチナに行った時のことから、
ここのセリフがいかに好きかということを。
そして、今・現在の鷹さんと今・現在の西村と今・現在の禿が
どう関わりあってゆけるか、そして、
そこからやっと、作品へとつないでいくのです。
だから、熱い思いは毎日毎日煮込まれて、
人間の骨の髄からしみでてくるようなものに
なってきているのです。
<椎野裕美子>
トラックバック (0)
- トラックバックURL:
コメントする
(コメントを表示する際、コメントの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。その時はしばらくお待ちください。)