10/7 中野敦之・大久保鷹さん出演のラジオが聞けます。

2013年10月31日 Posted in SP 唐版 滝の白糸
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さる10/7(月)に、大久保鷹さんと代表・中野敦之が出演した
NHK横浜放送局「FMサウンド☆クルーズ」の音声データが
「まるまるかながわ」のホームページにアップされています。
ゼミログではご紹介しておりませんでした。(すみません)
どうぞ、聞いてください。



http://www.nhk.or.jp/marukana-blog/cat/radio/post-142196.html



(↓以下ネタバレとまったく個人的な感想)


ラジオでも語られていますが、鷹さんが
明治大学の経済学部に入学していたなんて全く知りませんでした。
なおかつ高校時代は応援団に入っていたなんて。
「どっちかっていうと右ですね」って言ってましたし。
そしてジャズが好きだったのにたまたま演劇へとカドワカされ、
(鷹さんは「芝居らしきもの」と表現していました)
気がついたら真冬の数寄屋橋の交差点の池に沈んでいたと。

それが役者の原点だ。

そう申していました。
はじめから役者になりたかったわけでもないので
科白を朗々と歌い上げたいわけでもなく、
人を感動させる真に迫った演技をしたいのでもなく、
ただただ、自分が、いかに、いま、ここ、この瞬間に、世界と、人と、対峙できるか。
それだけを考えて舞台に立っているのです。鷹さんて。
確かに毎回芝居が違うし、自分の身をさらけだしていて、くやしい程にやさしい。
唐組の久保井さんも鷹さんの芝居によって生まれてはじめて嗚咽したそうです。
嗚咽。

鷹さんは誰よりも台本を読みこみます。そこに書かれている言葉を
完全に自分のこととして大事に大事に自分の記憶と実感に結びつけていないと
口から出てこないのです。その正直さ、素直さ、嘘のつけなさに人は涙するんじゃ
ないのかな。

そう、勝手に思いました。

今日で10月も終わりですね。


(椎野裕美子)







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