さすらいの劇団唐ゼミ
2004年7月15日 Posted in 2006以前
東京大学を去って3日が経過、唐ゼミは既に横浜・沢渡中央公演に蒼テントを設立した。
横浜国大から東大、まさに盲導犬のようにライトへレフトへ闊歩する夏公演である。
夏の作業は暑さと熱さに苦しむが、(<おまけ>の舞台監督の独り言参照)唐ゼミの第七回公演(今回公演)から参加している男性生徒三人が、渇きを潤す役割を果たしている。
下写真左から、伊吹卓光(横浜国大1年)、小林佑基(同1年)錫村聡(同2年)。
3人は「盲導犬」では善意の使徒、盲導犬学校の研修生達を演じている。
沢渡中央公演は一日中そこに居れば様々な人々が訪れる。防災センターが近いため、消防士たちの訓練の様子を見ることもあれば、広い砂地と芝生があるため、高校生ほどの男子生徒たちがキャッチボールをすることもある。小さな女の子達がだるまさんがころんだをする。赤ちゃんを連れたお母さんたちの井戸端会議も開かれる。
日常の溜まり場に、芝居と言う非日常の創作活動をする団体が、さすらってきた。
「盲導犬」の幕を開けるための毎日、唐ゼミの日常は今週末、最高潮に熱くなる。
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