一つの区切り

2005年3月24日 Posted in 2006以前

近畿大学、唐十郎フェスティバルの報告ブログは、一度お休みし、
本日は違う話題です。

唐さんが、退官されるということで、
唐さんと共に本年度退官される教授陣の方を迎えたパーティが3月23日に開かれたようです。

唐ゼミでは、唐さんが春公演『鉛の兵隊』の稽古で忙しい中、横浜にこらたので、
それにあわせ、ゼミとして、唐さんを送り出すささやかながらのパーティを夜に開いた。

話題は、様々。
唐十郎の伝説として語られたことを、
直接、唐さんの口から聞けたり、
(例えば大久保鷹氏との出会いがどういった風だったとか)、
大学時代の演劇の話。
近畿大学で行われた唐十郎フェスティバルの話や
今、稽古中の『鉛の兵隊』の話など、大変に面白い話で盛り上がった。


唐さんが教授として、我々と関わるのは最後になるだろう会で、
感慨深いものだった。

しかし、これで、我々と唐さんの関係が途切れたわけではない。
唐ゼミは来年度から、一つの独立した劇団として動き出す。
唐組の活動を含め、見て盗めるものは盗ませてもらっていく。
唐さんは大変に大きな大きな存在だ。


劇団として、唐さんとのかかわりは途切れることはない。
ここからは、今まで以上に教わることが多いだろう。
新たな決意と共に、一つの区切りとして、今日を締めくくりたいと思う。

<Toshinobu Adachi>


P.S.
唐ゼミのサポーターであり、スーパーアドバイザーでもある室井尚教授が
3月24日に誕生日を迎えられた。
唐さんとの関わりも、この人あってのものだ。
感謝とお祝いを申し上げたい。

さ、唐ゼミと室井さんの新しいスタートだ。
今年、どのように変化していくのか、皆さんには温かく見守っていただきたいと思う。


トラックバックURL:

コメントする

(コメントを表示する際、コメントの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。その時はしばらくお待ちください。)