読み合わせ

2005年4月14日 Posted in 2006以前

月曜日から続いた雨もひと段落し、今日は久しぶりのよい天気となった。

昼。
少し刺すような日差しがふりそそぐなか、
大学のメインストリートはサークル勧誘やバンド演奏でおもちゃ箱をひっくり返したような騒ぎだ。
だが、それも授業時間になると、散り散りになり、穏やかな時間が流れてゆく。

夕方。
講義も終わり、学生達が下宿に帰っていく中、
その流れに逆らうように大学に集まってくる唐ゼミ劇団員たち。
日が沈むとともに唐ゼミの活動がはじまる。

皆が揃ったところで、
七月上旬に公演予定である芝居の稽古が始まるのだが、
今日は本格的な稽古に入る前段階として、”読み合わせ”をした。
(公演内容は後日発表)。

先週、すでに台本は配られていた。
それぞれが家で読んでいたが、
合わせて読むのは初めてのことだった。
少しずつ、暗闇の中で足元を確かめながら歩くように読み進めていった。

読みあわせというのは、おぼつかないがとても新鮮な瞬間である。

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さて、今回の芝居の要は新2年生たちだ。
というのは今回の公演で、主力である新堀、渡辺は役につかず、
主役に土岐、それに続き杉山、前田と役につくことになる。

するとおやおや、男役が3人ぽっかりと空いているではありませんか!

この公演は、学部生である彼らに力をつけてもらうための公演なのです!
これまで彼らには均等に台詞や名前のある役が当てられてきたが、
ここでまた新たな体験をすることになる。
ぜひその体験を秋の大舞台に向けての経験として欲しい。


<Midori Seki>


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