日は昇る…

2005年7月22日 Posted in 2006以前

風呂に入ったら肌がひりひりする。
夏の日焼けでよくなることだ。
朝から始められる作業は、東からのぼった太陽を真っ正面から受ける場所で行っている。
学内劇団三日月座の作業スペースを間借りし、
作業開始二日目は、とにかくパネルを作ってしまうこと、衣装、小道具を作ってしまうことに重点が置かれた。

再演だからといって、以前の使ったパネルをそのまま使えるわけではない。
同様に衣装、小道具も同じだ。
必要ないもの、使わないものはすでに破棄されている。
『黒いチューリップ』『盲導犬』の大道具、小道具、衣装などほぼ残っていない。
また、いちからの作り上げることになる。

だが、作る労力はあるものの、再演でありがたいのは、以前作ったものの反省点を活かし、改良できるところにある。
以前作ったものより使いやすく、さらに豪華な装飾を施す。
すでに何ヶ月もかけて考え抜かれたものに、今回更に頭を振り絞って生み出されるアイディア。
今回の公演までに生み出された新しいテクニックも駆使して生み出すことができるのだから、
それまでとまた違うものが創出することができる。
ひとつ注意したいものは、複雑化しすぎて路頭に迷わないようにすることだ。

明日も引き続き、同様の作業が進められる。
形を作り出す作業をどれだけ早く済ませ、次の舞台美術の作業へどれだけ早く移れるか。
舞台美術を生み出すための時間をどれだけ確保できるかが、
時間がない今回の大道具に関しては、優劣を決する。
アイディアはあっても、それが実現できなければ意味が無いのだから。
この一言に尽きる。

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<Toshinobu Adachi>


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