うさぎとかめ

2005年8月 1日 Posted in 2006以前

作業開始から二週間がもうすぐたとうとしている。
『黒いチューリップ』のオーディション合格者の堀内大輔くんが、
自主的に作業を手伝いに唐ゼミ★を出入りし始めて、五日ほど経つ。
また、これまでに唐ゼミに参加していたメンバーに
入れ替わり立ち代り手伝いにきてもらったりもしている。
だが、作業の尋常でない量に閉口する。


買出し
唐ゼミ★は近くのホームセンターに買出しよくでかける。
作るものが決まっているのだから、全て買い揃えていられればいいのだが、
あまりの大道具の量に、その都度何が必要かを確認しながら、無駄のないようにしている。

そのため、買出しに出掛ける非常に機会が多い。
一日に一度は出掛けている。
ひどい日は三度も四度も出掛ける必要に迫られる。


買出しは行って帰るのに、思った以上に時間が掛かる。
一時間で戻ってこられれば早い方だ。
事情としては、買出しに一度出掛ける前に
必要なものをリストアップするのだが、
決まっている物ならばよいのだが、”こんなもの”、”あんなもの”といった
漠然としたものを買ってくるとき、困りながら探すからだ。


時間がない中での作業で、どれだけ買出しを早くしたところで、
何度も出掛ける方が、手間がかかる。
それならば、少し時間がかかっても全てを揃えられた方が良い。


時間がかかっても正確にやっていくことが肝心である。
一つずつではあるが、『盲導犬』のセットも姿を次々と形をみせ始めた。。
ここで、急いで作っているからといって、ボンミスで無駄な時間を使いたくはない。
時間がかかっても正確にやっていければ、時間の短縮に繋がっていく。

劇団員、カメになって進むべし!

<Toshinobu Adachi>


トラックバックURL: