本番初日まで一ヶ月を切りました。
2005年8月29日 Posted in 2006以前
本日は作業日。
そして、稽古は休みのため、『黒いチューリップ』参加メンバーの方々はお休みでした。
先週は、斉藤昌允君が、そして今週は菊池弥子さんが作業の手伝いに顔を出してくれました。
人手は多いに限ります。
さて、本日は、“例のもの”を作りはじめました。
唐さんが新国立劇場で公演を行うにあたり、これだけは必要だと予めいっていた大道具です。
これは、巨大なものであり、『黒いチューリップ』、『盲導犬』唯一共通の舞台セットです。
昼から制作に入り、日が暮れる頃には形を見せたこれを、
明日から装飾や、色塗りなど細部を丹念に作り上げていきます。
また、『黒いチューリップ』の舞台セットも同時に装飾や汚しの詰めの段階に入りました。
細かな部品や機構を作り上げ、それを舞台になじむよう、全体の仕上げしていきました。
劇団員、疲労が隠せなくなってきているようです。
しかし、一つ作業が進めば、本番までにやってしまわなくてはならない作業が一つ終わります。
すべき作業をなくなるまでどれ程の期間がかかるか分かりません。
ですが、どんなに疲れていても、最大限の労力は惜しみません。
それは、作業のみならず、舞台上でも同様です。
それが唐ゼミ★です。
7/20にはじまった作業では、連日十二時間労働以上が当たり前。
花伝舎入りしてからも、移動時間も含めると、同じく十二時間以上拘束されるが当たり前になっています。
休みはありません。
「疲れてますか?」といわれれば、「はい」と答えるでしょう。
「頑張ってますか?」と言われれば、「はい」と答えるでしょう。
「いい公演になりますか?」と言われれば、自信を持って「はい」と答えるでしょう。
我々は、一つの舞台に労力は惜しみません。
<Toshinobu Adachi>
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