唐十郎の津波がやってくる!

2005年9月28日 Posted in 2006以前

初日は、今回のチラシに寄稿してくださった西堂行人さん(演劇評論家、近畿大学教員)、堀切直人さん(文芸評論家)、松本修さん(MODE主催、演出家)、皆川知子さん(舞台批評)たちも顔を見せてくれました。
また、新宿梁山泊の金守珍さんには、韓国公演を終えて間もないところを来ていただきました。

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(左から金守珍さん、西堂行人さん、松本修さん、堀切直人さん)

その他様々な方々が来られ、劇団員一同、初日の緊張と、この顔ぶれにやや臆するも、
芝居が始まれば、それはまた別の事。
初日から全開で飛ばしていきました。

唐十郎の波が、私たちの新国立劇場THE LOFT公演を封切りに怒濤のごとくやってきます。
本家唐さん主催する唐組『カーテン』もいよいよ幕を開け、
金さんが座長をつとめている新宿梁山泊により、
第32回公演『風のほこり』作・唐十郎/演出・金盾進が12月22日から公演されます。
また、金守珍監督映画第二弾『ガラスの使徒』も新春にやってきます。
南河内万歳一座の内藤さん演出『調教師』も、11月にコクーンでの公演を控えています。
さらに同世代では、松本修さんが演出をつとめ育てている近畿大学文芸学部芸術学科が
唐版『風の又三郎』を10月20日よりシアターブラッツ(新宿)で公演します。
矢継ぎ早にやってくるこの波に、飲み込まれてみるのも一興ではないでしょうか?

<当日チケットについて>
既に、前売りチケットは追加公演以外は完売という事ですが、
当日券、またZ席の方は残っています。
初日の印象ですと、どうやら当日券、Z席は少ないけれど、なんとか席が取れそうです。

<Toshinobu Adachi>


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