新コンテンツ

2003年9月17日 Posted in 2006以前

 過去の公演の写真アップと平行して、新しく「おまけ」のコーナー(『唐ゼミ裏.com』)を製作しています。様々なコンテンツを計画しております。毎週更新される予定なので、どうぞお楽しみに。

(Toshinobu Adachi)

唐ゼミ裏.comとは?


正規版唐ゼミ.com がスタートして早半年以上が経過した。その間に2度の公演が行われ、アクセス数も一万を超えるまでになった。 公演には多くの皆様にお越しいただき、Webサイト上でのチケット予約も好評であった。そのWebサイトの方 はというと、毎日一定数のアクセスがあり、公演時や、新コンテンツ掲載時には二倍近くに跳ね上がり、大いに 盛り上がっている。
そのような状態から更に盛り上げるべく、リアルタイム更新が可能であるblogを使った、唐ゼミNewsを開始し、より多くの情報にアクセスできるようにしてきた。 しかし同時に、多忙な日々に追われるにつれて、サイトへ関わってくるメンバーが固定され、その情報も決まって事務的なものを載せるだけになってしまっていたのも事実である。
このままではいけない・・・。見て見ぬふりをしていた我々であったが、 危機感は増す一方、新たな企画を立ち上げることも出来ずに悶々としていた。しかし、解決の糸口は最も身近なところにあった。 唐ゼミとは、唐十郎ゼミナールの略であり、つまるところ授業である。だが実際は、他大学や三年生以下の学生、今では社会人となった人も参加し、単なる授業という枠を大きくはみ出した活動を繰り広げている。
「あくまできっちりと組織的に」このような団体であるからこそそういった態度が求められた。いわんやWebサイトにおいてをや、である。正規版唐ゼミ.comは立ち上げられた当初からその姿勢を貫いてきている。学生、社会人の入り交じった、極めて不安定な集団であることをひた隠しにするように。
不安定であること、そのある種モラトリアム的な状態を無意味に主張しようというわけではない。ただ、日常の多くの間みせている素顔、考えていること、それを具体的な形でまとめ上げ客観視し、個人、集団といったものを露にすれば、そこから創り上げられるものが、今まで以上に観劇いただいた方々の心に何らかの形で刻まれ、我々自身の成長にもつながり、ますます輝いてくるのではないだろうかとも思う のである。
楽屋猫wrote


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