ひと息ついて、動きましょ

2005年10月12日 Posted in 2006以前

本日は、完全休業です。
昨日の荷下ろし後の唐ゼミ★での打ち上げは夜中まで続き、
今回の新国立劇場公演が唐ゼミ★メンバーにとってどうだったとか、
あのときはどうだったとか、本番はどうだったとか、
もっと真面目な話から、どうでもよい笑い話まで、長々と語らいが続いた。
そして、今日は、明日からまた始まるばらし作業の前に、一息つく日となった。

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中華街では、雙十節(双十節)が丁度この日行われており、獅子舞に頭を噛んでもらったりしました。

新国立劇場公演が唐ゼミ★にとって今までの公演の中でも特殊な公演の一つだ。
オーディション組の方から『新国立劇場でやることのプレッシャーはなかったんですか?』
という事を聞かれたが、
新国立劇場で公演する事がどれだけ凄いの事なのか実感がわかない唐ゼミ★劇団員にとって、
そういったプレッシャーを直接肌で感じていたのは演出中野だけだったのではないだろうか。
彼が劇団員の分までプレッシャーと戦い、
劇団員の方は、二週間という長丁場の中で
この公演をどうやり遂げるか、闘っていた。
新国立という場所へ対する気負いは劇団員には全くといってよいほど無かった。
特殊なのは、劇場空間が今までのテントに似たようなものとは違い、
まさに劇場であることだ。
空調がきちんと効いているので、一定温度で保たれ、
季節、気温などを感じる事が出来ない。
それは、大学公演でも、東京での劇場公演でも、大阪、金沢の公演でもなかったことだ。
自然と共に、季節と共に歩んできた唐ゼミ★にとって、これは異常事態だ。
しかし、それでもテント空間と同質なものを劇場に持ち込めたのは、
自分たちの空間を劇場に敷き、長丁場で公演していくには何よりも力強かった。
劇場側の方々には、唐ゼミ★がしようとすることを、どうすれば現実に出来るか、
様々に骨を折ってもらい、力添えをしてもらった。


裏唐ゼミ★.comの七面倒記にて、今回のオーディション組の方々に、
本公演の感想も書いていただいてもらっています。

<Toshinobu Adachi>


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