今日はガレージの整理整頓

2005年10月16日 Posted in 2006以前

昨日までで大方バラス作業の目処はついた。
『盲導犬』の舞台で物語の中心にあったロッカーはもう見る影も無い。
徹夜で作り上げたロッカー(裏返り、南国風のセットが現れるドンデン)も今では材まで戻されている。
『黒いチューリップ』もパチンコ台を以外は、ほぼ跡形も無くばらされた。
苦労して作ったタクシーも、今では既にゴミの山を気付くばかり。
パチンコ台は、このままばらされずに捨てる事になっている。
バラスには、通常のものの十倍くらい時間がかかってしまうだろう。

1015_gomi1.jpg
上記写真は捨てられるもの一部だ。
この約五倍の量が捨てられる。
もったいないが、既に置き場に困るほどものが溢れているので仕方がない。


そして、本日は、荷を置いているガレージの掃除と整理整頓を行った。
もともとかなりの物量がしまい込まれていたガレージに、
新国立から持ち帰った舞台セットが入るはずも無い。
とにもかくにも、今後使えそうなものだけを選びに選び、
後は処分するしか無い。
1015_gomi2.jpg

自分たちが叩いてきたものに、執着などないかと思われるかもしれない。
舞台美術を担当する唐ゼミ★の関はあるかもしれないし、
汚しのプロフェッショナルの山崎などはあるかもしれない。
だが、劇団員の多くは公演が終われば執着は無い。
どんなに苦労したものでも、終わればお役御免だ。
もちろん、次の舞台に使い回せるものもある。
だが、次の舞台に使えないものをもったいないからといって残しておくわけにはいかない。
特に、再演が以降あるかもわからず、使う可能性も無いものを残しておくのはスペースを取るばかりだ。
それに、再演が決まったとあれば、また作り直せば良い事だ。
しかも、今回作ったものの問題点も踏まえて、
新しいアイディアを盛り込んで作るのが当たり前だから、
よりよいものが出来る。
決して、過去に作ったものに寄りかかる事は無い。

今回の新国立の舞台が、前回作った舞台に大まかな点では同じだ。
しかし、少し目を凝らしてみれば、大きな違いが分かるだろう。
特に、今回の新国立の劇場空間の質に負けなかったものが出来上がっていた。
ロッカーにしろ、パチンコ台にしろ、全開のままでは
薄っぺらい板でしかなかった。
それが、厚みを持ったり、カーブが出来ていたり突起が出来ていたり。
細部の部分の積み重ねが、奇麗に整った劇場空間に調和するように作られていた。


だが、おかげで片付けは大変である。厚みがある分だけ、どれもかしこもかさばって仕方が無い。
それを整頓するにも日数がかかってしまう。
途方に暮れるのも分かっていただけるだろうか。
とりあえず、来週中には何とか片がつきそうな目処だけはたっています。
1015_gomi3.jpg


<Toshinobu Adachi>


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