『カーテン』の幕が締まりました。
10/30で劇団唐組の『電子城Ⅱより カーテン』が楽日を迎えました。
鳥山さん、久保井さんは、唐ゼミ★の新国立劇場でそれぞれ舞台監督、舞台美術をやりながら、
この公演に取り組んでいました。
毎公演ながら、今回の唐組の公演も勉強するところがたくさんありました。
さて、唐ゼミ★ですが、ちょっとここで無駄話を一つします。
劇団唐ゼミ★は、“ゼミ”という名の通り、
唐さんが退官されるまで横浜国立大学のゼミという側面も持っていました。
横浜国立大学教育人間科学部マルチメディア文化課程の学生は三年生からそれぞれゼミに登録します。
三年の時に登録するゼミは、学生多くは違う二つのゼミに登録し、
四年生の時に卒業研究のために二つから一つのゼミに絞ります。
現在唐ゼミ★に所属する劇団員の中で、大学の”唐十郎ゼミナール”に登録していた人数は意外に少ないです。
中野、椎野、禿、新堀、前田、安達、土岐の七人です。
その中で、卒業研究をする四年時にゼミに所属していたのは、中野、椎野、禿、新堀の四人です。
(卒業生もいるので、卒業研究を唐ゼミで進めたのはこの限りではありません)
唐ゼミでの公演の中で、
第一回公演『24時53分 「塔の下」行きは竹早町の駄菓子屋の前で待っている』はゼミ生での公演。
第二回公演腰巻きお仙 〜義理人情いろはにほへと編〜』から、ゼミ生以外の学生を引き入れて公演。
そして、第五回公演 『少女都市からの呼び声』からは、他学部の小川、他大学の杉山が参加した公演を行いました。
現在、唐ゼミ★を構成している劇団員は、半数が演劇の道へ足を踏み入れました。
そして、また半数は学業の傍ら、公演を行っています。
今後、この集団がどのような変貌を見せるのか、誰にも分かりません
構成する劇団員達も変わっていくのかもしれませんし、公演形体も様々なものを模索していくでしょう。
<Toshinobu Adachi>
トラックバック (0)
- トラックバックURL: