帰国していった友へ

2006年1月31日 Posted in 2006以前

先週、1月23日月曜日にに来日した全州大学の学生たちは、
1月29日日曜日に日本をたった。

怒濤のような一週間だった。
お世話をした唐ゼミ★、新宿梁山泊の面々、誰もが疲労していた。
朝は七時から、夜は日付が変わるまで、働き詰めだった。
また、韓国の面々も、異国の地での公演で、緊張も凄かったようだ。
27日の本番終了と共に、緊張の解放から倒れる者が出た。

様々なことがあったが、日本の公演が素晴らしいものになったことに異を唱える者はいない。


1月25日と27日の二回公演となった韓流ミュージカル「春風の妻」は、
両日とも客席がほぼ満席だった。
韓国ドラマの影響から、ここ数年、韓国への注目がよりいっそう強くなっている。
今回の公演も、その流れから興味を持ってもらった人も少なくない。
また日韓の親交を盛り上げる視点から見ても成功だ。
しかし、何よりも一つの作品としても、この公演は素晴らしかった。


29日の別れは惜しまれた。
搭乗ロビーへ向かう前、一人一人が熱く抱擁していったのが忘れられない。

<Toshinobu Adachi>

1月28日は、一日だけ彼等が日本を観光する日になった。
秋葉原、渋谷、横浜の三つのグループに分かれ、観光をした。
これに、新宿梁山泊のメンバーと唐ゼミ★のメンバーとが行動をともにした。

060201_1.jpg


午後五時には、寿司パーティが横須賀で開かれ、
寿司を堪能した。
ここで、全州大学から新宿梁山泊、唐ゼミ★へ、
また新宿梁山泊、唐ゼミ★からの全州大学へプレゼント交換が行われた。

060201_2.jpg


唐ゼミ★はうちわの形をしたしおりをもらった。
なんでも、”昔から、うちわをプレゼントしてもらうと、良い事があると言われている”ということです。
縁起の良いものをもらいました。

060201_utiwa.jpg


そして、一次会の寿司パーティが終わると、大学にて二次会が開かれました。
ここぞとばかりにはしゃぎ、飲み明かしました。

060201_3.jpg


翌日は、昼までの羽田空港に着くように出発。
前日に買えなかったお土産などを買ってもらおうと空港で過ごしてもらい、
二時の搭乗手続きしてもらった。
荷を少なくしてもってきてもらったとはいえ、箱の大きさ、量ともに手荷物で済むはずが無く、
しばし時間がかかりました。

060201_4.jpg


そしてゲートへ。
ひとりひとりと握手と抱擁をし、「また会いましょう」とお互いに約束をしました。

060201_5.jpg


彼等との出会いが、唐ゼミ★にとってどのようなものであったか、
しばし時間を置いてみれば自然と分かるでしょう。


トラックバックURL: